
JR大阪駅に直結のルクアイーレ(LUCUA 1100)の9階に、梅田 蔦屋書店が5月8日にオープンしました。東京の代官山 蔦屋書店を源流としたライフスタイル提案型書店で、西日本初出店だそうです。
http://real.tsite.jp/umeda/
一昨日、ここにも行きましたが、日曜という事もあってか、かなりの人出でした。
この梅田 蔦屋書店でアート・芸術書を担当されているYさんが、数年前に大阪で僕の個展を見て以来、ずっと僕の作品に注目して下さっていたそうで(僕自身は今まで面識は無かったのですが)、
1月に広島のギャラリーGでの個展にあわせて作った図録「LIFE」をこの梅田 蔦屋書店で是非取り扱いさせてほしい、とのお話をYさんからYoshimi Artsを通じて頂き、こうして店頭に並ぶ事になりました。感謝です!
もともと書店での販売は考えずに作った図録だったので、ISBNコード等もついていませんでしたが、ビニールで包まれ、コード等が記入された紙を後ろに貼られて店頭に置かれています。
代官山の蔦屋書店でも、こうした形で売られている芸術書が多いようです。
だいぶ薄いページ数の僕の作品集ですが、野田弘志先生の画集と、先日このブログでも紹介した磯江毅先生の画集と並べて置かれていました。
確かに僕は大学院の1年の時に野田先生、2年の時に磯江先生に教わっていますが、こうして並べられると何だか恐縮です…
(この写真は店内で許可をもらって撮りました)
ちなみに自分の絵が写実絵画だと受けとられる事に否定はしませんが、今の自分がやりたい事は、野田先生や磯江先生が目指していたものとは違うベクトルになっていると思います。
広島県美の山下寿水さんに書いて頂いた図録の冒頭の文章でも触れられていますが、「写実」だとあまり声高に言いたいとは今の僕は思いませんし、
流行している写実絵画を集めた出版物からの掲載のお誘いを、熟考した末に遠慮させて頂いた事もあります。
他人から見たらどうであれ、自分の絵はかなり個人的な感情や衝動が元になっているものが多いですし、その心が動いた衝動を大切にして、
(写実かどうかはともかく)良いと思えるものにしようと自分の目で見て筆をとって描いています。
来月以降にグループ展が複数控えていて、新作も発表予定です。また後日、改めてお知らせします。
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- 2015/05/12(火) 23:47:05|
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